オカルトチックなタイトルで、すでに何名かの人は引いているかもしれませんが・・・
昨年、寒流ブームとともにかなりブームとなった映画『せかちゅー』こと『世界の中心で愛を叫ぶ』。
ご覧になった方ならご存じでしょうが、この映画のストーリーで重要な役割を果たしたのは、
高校生時代過ごした四国の街に帰る原因となった、死後10数年後ふとしたきっかけで見つかった故人の声が入ったカセットテープでした。
遺言状しかり、このカセットテープしかり・・・・
自分が死んでしまって何かをしたい、何かを伝えたいと思うこと有りませんか?
今日、ふとしたきっかけで見つかったのは故人のカセットテープではなく、あるフリーのソフト。
そのタイトルが・・・
死後の世界
起動すると個人の記憶が思い起こされ、戦國は四国に旅立つ・・・・ってもんではなくて、これ、
PC版遺言状なんです。
コイツをパソコンにインストールすると、
一定時間パソコンにアクセスされることがないと自動でファイルの削除やメッセージが起動時に立ち上がるというユーティリティーソフト。
死んでしまって見られたくないファイルや、逆に見て貰って伝えたいメッセージってあるでしょう。
ま、それをこのソフトが実行してくれるわけ。
で、このソフトの例としてデフォルトで入っているテキストが結構キテる。

いい味出してます。
別に死後のメッセージじゃなくても、
警察や某怖い系組織に拉致られそうなときにコイツをセットしておくってのもありかと・・・。
「あと2時間で自宅のパソコンに戻らないと、おまえらの欲しいファイルを自動消去され、
監禁されている事実が皆に知れる」ってなことも可能ですよね。
残念ながらこのソフトだけでは、自動でメールを出すって器用なことは出来ませんが、
HTMLのメッセージは出せるみたいですので、それなりのスクリプトを作ってHTMLに仕込んでおけば出来ないこと無いです。
簡単に死後メールを出したい場合は、有料ですが
走れメロス
と言うサービスもあります。
こちらは、自動ではなく、発送の依頼を誰かにしておかなければなりません。
ま、そんなこと頼めるのは、かなり親密度の高い誰かと言うことになりますが、
仲が良くて一緒に旅行しててふたりとも・・・・ってな時には発信できません。
(有料サービスだけに支払いが滞ったら督促いれて死亡を確認した際は別な意味で自動的にメール発信されるのかも知れませんが・・・)
で
どうしてこのサービス名が『走れメロス』になったのか・・・
以下引用
このサイトを利用するには、あなたの最も信頼できる友人に、あなたの死後、遺言メールを送信する
「送信コード」を託さなければなりません。
太宰治「走れメロス」で、メロスの身代わりとなったセリヌンティウスが、自らの命を託して親友メロスを信じました。
あなたが最も信頼できる友人、自分の死後、間違いなく「送信コード」を入力してくれる友人。あなたにとっても、その人がメロスなのです。
・・・とのこと、妙に凝っています。
そうそう、良くサイトを見てみると無料のお試しコースもあるみたい・・・
けどね
戦國の『メロス』を誰にするのか・・・・メッセージを考える以上に難しそうです。
posted by 戦國ポラール at 02:11| 兵庫 ☔|
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