昨日、様々なニュース系ブログで話題になっていたあの件。
そう、本日auからフォント作者への謝罪という形でスピード解決された、 auのデザイナーズ携帯第3弾penckのフリーフォントパクリ疑惑の件。
そして・・・
最新ニュースではないモノの、こちらも無事に渦中の本人が帰宅という最良の結果を持って解決した、 あのツグミちゃん失踪事件。
この二つの事件から、昨今のニュース系ブログ界隈を語ってみたい。
この二つの事件に共通するキーワードは二つ。
1.ニュース系ブログが事件の発火点となった。
2.大手商用メディアがblog事件を取り上げた。
そう、今回のこの二つの事件は日本ニュース系ブログ界の新たなランドマークなんですよ。
なにが、重要なのか・・・
それは、大手商用メディアの力(TVのチカラというTV番組・・・ TVのチカラという番組タイトルが意味深ですが・・・)を必要としたモノのブログと言うメディアが世論を動かしたという点。
そう、これまで世論とWebの接点は2ちゃんねんるの専門と言って良かったと思いますが、 今回の事件を通じて、やっと日本のニュース系ブログ界も世論との接点を持ち始めたんじゃないかと思った訳です。
手軽に、そして最低限のコストでWeb上に情報発信出来る手段として、また、トラックバック&コメント、 そしてRSSというブログならではの技によって送り手と受け手の距離を近くしたブログ・・・。
そんなブログの中でもニュース系ブログは、2005年に入りWeb上での、また、 メディアとしての影響力をにわかに発揮し始めてきています。
この流れの原動力は何か・・・、私の分析ではニュース系ブログの系列化が進んだからだと見ています。
私をはじめ、ニュース系ブログを綴るものに取って巡回は重要な作業。その巡回先が大きなポイントで、 キーアンカーとなるのがコレまでのwebニュースやテレビから、カリスマニュース系ブログに移行し始めてることによって、 その系列化を加速させているようです。
系列化の次ぎにニュース系ブログが目指すべき方向は、ネタの専門化と細分化。
これらは、コレまでHPや掲示板が担ってきた役割ですが、ブログに移行していくのは時間の問題でしょう。
そして、統合(コラボレーション)&構造化を果たして、 ニュース系ブログもメディアとしての完成系を達成すると想像しています。
さて今年2005年度中この進化が何処まで進むことやら・・・・まもなく来る4月1日、 新しい動きが起きそうな予感が・・・その新しい動きとは・・・4月1日まで待って下さい。