今日も、テキスト主体のネタです。
衝撃を受けた音楽って、アナタにあります??
まさに吹っ飛びそうな衝撃・・・
今日、さっきまで高校時代の友人と飲んでいてそんな話題に・・・
あるんですよね、戦國には・・・
中学1年の某日深夜。そのころラジオの深夜番組は無くてはならない必須要素であり、原田伸郎や谷村新司、笑福亭つるべ、鶴光さんらがちょっとエッチな話題で盛り上げる、関西ローカル深夜番組「MBSヤングタウン」を聞いていて寝落ちしてしまってた。
深夜2時をすぎた時間だったと思いますが、まさしく雷に打たれたかのような衝撃に目を覚ましてしまった。
女性の方には失礼&理解出来ないお話ですが、初めての夢精に近い感覚というか・・・
そこには・・・韓国の混信に負けそうな、今では考えられない低音質でラジオから流れる音楽が、蛍光灯の真ん中の電球にほのかに照らされた部屋の空気を揺らしていた・・・
うっすらと汗をかいていたと思う。
凄い、凄すぎる。。。
今まで聴いたことのない、個性的なメロディ・・・
アイドルソングでもない、洒落た感じのボーカル・・・
今、何かに歌詞だけでも書き留めなければ二度とこの曲を聴けないんじゃないか・・・
蛍光灯の紐を引きちぎるかのように引き、ぼーっとした頭を総動員して枕元のノートに歌詞の一部を書き殴る・・・
やがて、曲は終わり、覚め止まぬ興奮の余韻に浸りながら再び眠りに落ちていった・・・
朝が訪れ、学校の準備に起き出した俺・・・
未明の興奮の余韻の中、殴り書きで残したあの曲の歌詞の一部は
ららら・・・もうこれ以上・・・この二つ。
正気に戻れば何でもこんなモンである。
もっと書けなかったのか、これだけしかあの曲にあえる手がかりはないのか・・・自分を責めながらの登校・・・
打開策は何か無いのか・・・
打開策は以外と近くにいた。
友人である。
頼れる友人がいるとホント心強い。
洒落た曲を吹き込んだカセットを聞かせてくれた友人宅に帰宅後訪れる・・・
友人の姉貴は音楽狂で、月刊歌謡曲を毎月買っていることを知っていた。
月刊歌謡曲とは、ニューリリースの歌謡曲の楽譜や歌詞がのった電話帳並みの厚さの雑誌である。
そこから最新のものから古いものへと、総当たりで探すのだ
らららと
もうこれ以上あまりのだるさに、作業は2日を要した
無理かとあきらめたその時天使は舞い降り、奇跡的に目的の曲は見つかった。
見つかったは良いが・・・肝心の曲が入った音源がない・・・
やはりここでも友人はありがたい・・・
彼は姉貴に相談してくれたのだ。
「○×ちゃんが持ってたと思う、今度戦國君のために借りてきてあげるね・・・・」そんな優しい姉貴(今彼女は某スナックのママさんとなり現在も親交がある)からの連絡をひたすら待った・・・
「姉貴が借りてきてくれてたぞ・・・」友人の声に体が震え、彼の家につくまで授業も耳に入らなかった・・
借りてくれたのは、シングルではなくアルバムであった。
回転数を33に合わせ、
レコード盤の溝をよく見て、曲間を表すフラットな溝に静かに針を落とす・・・
曲は流れ出した・・・
泣いた全身の毛穴があいた背筋に何かが走るまさしくあの夜聞いた曲だった・・・
そして時を戻して今夜
友人とそんな話をしながら、昨今の音楽界の不毛を嘆き合った。
今日のお酒は、ヘンに甘酸っぱく塩辛かった・・・
最後にぐい飲みを注ぎ合ってる友人が俺に聞いた。
「
で、その曲ってなんやねん」
体中が固まった。変な汗が背中をぬらす・・・
「その曲って・・・
×○や・・・」
ハッキリ言います。戦國は今でもこの曲がマイベストソングです。
posted by 戦國ポラール at 00:01| 兵庫 ☀|
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